最後のルーブル美術館で

明後日ついにフランスを出国するということで、今日は最後にルーブル美術館に行ってきました。そこで受けたインスピレーションを簡単にまとめておきます。主に4点あります。

①昔も今も同じことを考えて

我々は歴史の中にいて、人々はその時代、世界でストラグルしてきた。全てが繋がっていて、いつの時代でも上手くいかないことも多い。でもその時代、世界で出来ることをストラグルしながらやってきた。本当に色んな人が、それぞれの意志で生きてきたことが今に繋がっている。自分が今考え悩んでいることも、昔の誰かが同じように考え悩んでいたのだろう。人間の本質は同じなのである。これは面白いことではないか。


②それぞれの良さを理解し合う

僕は、みんながそれぞれの良さを生かし、それぞれが自信を持って輝ける世界を望んでいるし、それが不可能だとは思わない。どんなに今自信が無い人であろうと、それは今まで生きてきた環境で培われてしまったものであり、自分の芽を育ててこれなかっただけである。その負の要因が無く、また他人を思う気持ちがあれば、この世界でみんなが輝けると思う。それに気付いた時、自分の良さ・価値に気づけ、新たなスタートをきれると信じている。子供の頃の環境、経験がいかに将来の考え方、自己肯定感に影響するかを思い知らされる。


③欲と競争

昔からこの世界は、欲と競争で動かされているなと感じた。


④経済格差による経験に対する態度の違い

お金に余裕がある人とあまりない人の、経験に対する態度について。貧乏人(お金にあまり余裕がない人)は、多くの場合、その経験が自分よりも価値があると考え、その場を思いきり楽しもう、appreciateしようとする。それに対して、お金に余裕がある人は、昔からその様な環境で育ってきたため、自分はその価値に値するという絶対的な自信を持っていて、その経験が自分に合っているのかどうかジャッジメントする余裕がある。だから自分の価値観で好き嫌いがはっきりしている。これはかなり普段の行動に影響を与える重要な、経済格差による違いである。

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