知の絶対性

帰国して久々に一橋大学の図書館へ足を運んだ。やはりみんな優秀そうだ。そこにある書物はどれも"堅そうで、つまらなそう"なものばかり。それらは他の、一般的な書店にあるものよりも"知"であるという印象を受けた。書店で売られている本は安っぽく、浅く見えてくる。ここに"知"の不動性、絶対性を感じた。例えその理論が誤りだったとしても、その"知"の本には価値がある。しっかりとしたデータと他のロジックとの比較、参考文献を得た上で書かれているからだ。その最終的な示唆が誤りであったとしても、その導き出された論理は、その仮定、条件の中で導き出されたものとしての価値があり、絶対性を保有する。

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