Entries from 2021-01-01 to 1 year

戒名

先日、祖父の49日が行われた。祖父家と私の家族で納骨をした。仏教徒では無いのでどこか形式的だと感じつつ、日本人が納得する方法は結局これなんだろうと腑に落ちもした。仏教では、死後は仏となり、性格と位によってお坊様から新たな名前が与えられる。祖…

Sorry We Missed You

物流業界への内定の報告を尾崎先生に伝えた時にお勧めしていただいた作品。 1番胸に刻まれているのは、安定した家族を維持することの難しさだ。日常の同じ時間、共に生きてきた過去の記憶、そして人生を共有する支え合う家族だからこそ、困難な状況で簡単に…

夏を過ぎたあたりの風

夏空の下、ふと思い出した薄寂しい灰色のパリ。チュイルリー庭園では、不規則にばら撒かれた椅子の隙間を広葉樹林の枯れた葉が可憐に踊り、裏路地に隠れたバーのテラスでは、サングラスに漆黒のワンピースを着たマダムが肌寒そうに紙タバコをふかす。煙は早…

ドリトル先生航海記(p.177)

ぼくたちのだれもがそれぞれの仕事をもって、船をきちんと走行させるのに役立っていました。年老いたオウムのポリネシアでさえ、近くに氷山がないかたしかめるために、先生のおふろ用の寒暖計をひもの先にくくりつけて、海の温度を測っていました。だんだん…

コロナ禍の経済について(高校生へ向けて)

僭越ながら考えていることを書かせていただきます。私は経済を、「価値の循環」を研究する学問であると考えています。価値というのは、お金やヒト、資源などこの世の中の全てのものが持つ、他の何かを生み出せる、また他の何かと交換できる能力です。例えば…

高尾山・景信山(20210203)

陣馬山を目指して正午頃から登り始めた。計画性の無さが露呈している。高尾山山頂までは人が多くいて、安心していたが、その先の奥高尾は雰囲気がガラッと変わった。人が少なく、音もしない。裏路地と同じでひっそりとしている。しかしそれが登山の醍醐味だ…

卒論メモ

僕が卒論を書く上でざっくばらんにまとめたメモを書き記します。 ・一橋研究科卒業論文の書き方 https://www.soc.hit-u.ac.jp/~takujit/tebiki/tebiki2.html ・データ UN World Bank UNESCO 情報通信白書 https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepape…

<A cat who lives for a million times> Poet/Painting : Sano Yoko

There is a cat who revived for a million times. He had died for a million times and revived each time. He is a brilliant cat. A million people had loved him and cried when he died. He had never cried. One time, he was a king’s. He didn’t l…