可能性について

ロンドンに先週の金曜日から旅行させてもらってます。初めて1人旅として異国へ渡ったので少し緊張のようなものを感じたものの、ロンドンはフランスに比べて至る所で東京と同様商業的で無機質なものを感じ、どこか帰属意識のようなものがありました。そんな第一印象を持ったロンドンで発見したのはやはり経済格差でした。パリでも格差は大きく、ホームレスの人達が至る所に存在する一方、ロンドンはパリよりかは彼らを見かける事はありませんでしたが、やはり世界中の人達が集まるロンドン、高級ブランドが店を連ね、多くのリッチがブランドで身を包む中、ホームレスの人達は、路上で紙コップを掲げ歩行者に声をかけ、傍らには飲みかけのボトルと食べかけのハンバーガー、布団や衣類などが散乱していました。彼らがどうしてこのようになってしまったのかはそれぞれの事情があるでしょうが、色々と考える中で、やはり生まれた家の経済状況は、その子供の将来に大きな影響を与える事を改めて実感しました。教育が将来どのように役に立つかは置いておいたとしても、学歴はやはり世の中では大切ですよね。親の経済状況でその子の学歴が決まってしまったとして、その子が開花させる事の出来なかった才能を誰が発見させるのでしょう。その子は学歴が無いからと、他の人から言われ、それがその子の価値と自分で思い込んでしまう事ほど悲しい事はありません。(その事実に本人が気付かずに終わる事も多いかもしれませんが。)その才能の開発が我々の経済に良い影響を与える事は間違いありません。お金が全てだとは言えないにせよ、今現在の世界では、その家庭にある一定の基準を超えるお金が無いと、その子の将来はある程度限られてしまうと言えます。また、何でもそうですが、経験が多い方がその人の幅は広がり、視野も広がります。その点でもお金がある家庭の子供は、小さい頃からお金の必要な様々な経験をする事が出来、感受性を広げた上で様々な点でチャンスや可能性が多いという事になり、所謂世の中で言う勝ち組となっていくのかなと感じました。お金が無い人が必ず負け組だとは言いませんが、もしお金がある人達と同じ土俵で闘うのであれば、お金が無い事から来る思い込みや社会の目から来る劣等感、マイナスな感情を、本質を見極めた上で取り除き、可能性を確実に捉えて行く事が必要だと思いました。新規性はその人の経験の幅と才能、そして情熱からくる努力から来ると思います。チャンスの差はあるにせよ、その人がどれだけやれるかはその人次第です。お金に対して慣れていかないといけませんね。


バックパック重いです。何かコメントあればお願いします。ではまた。

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