正しさってなんぞやっていう話

あれが正しい、これが正しくない、あれが正しいからこれをしたほうがいい、これが正しくないからあれをしないほうがいい。こんな風に人は自分の道徳観や価値観に自問自答しながら、取捨選択していく。ただ、その正しさの基準ってそもそも正しいのか?と。ただ自分が生きてきた経験の中で培ってきたものであり、自分の中だけの正しさである。ただ、じゃあ世界の多くがそれを正しいと思っているから、それが絶対に正しいのかと言われると、そうとも言えない。勿論、前提として、秩序を壊してしまうような次元での議論ではない。だから、正しさというのは、あってないようなものである。つまるところ、色即是空なのである。